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2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
ゲンリヒ・ネイガウス/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
COCQ-84239
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2 《月光》 
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31の2 《テンペスト》 
ピアノ・ソナタ 第24番 嬰ヘ長調 作品78
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110 
(録音:1946〜1950年、モノラル)
近代ロシア・ピアニズムの太祖ゲンリヒ・ネイガウス(1888-1964)の残したベートーヴェン:ソナタ集のスタジオ録音。作品に内在する心的イメージを膨らませながら豊かな詩情を紡いでゆくネイガウスの見事な手法。ウィーン古典派の作品に対するロシア・ピアニズムの伝統的解釈を聞くことができます。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
ゲンリヒ・ネイガウス/ショパン&ドビュッシー
COCQ-84240
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
ショパン:
マズルカ ホ短調 作品41の2/嬰ハ短調 作品50の3/ロ長調 作品56の1
      ハ短調 作品56の3/イ短調 作品59の1/ヘ短調 作品63の2
      嬰ハ短調 作品63の3
夜想曲 ロ長調 作品9の3/ヘ短調 作品55の1/変ホ長調 作品55の2
      ホ長調 作品62の2
ドビュッシー:前奏曲集より 
 ヒースの荒地/ミンストレル/デルフィの舞姫たち
 音と香りは夕暮れの大気に漂う/アナカプリの丘
 雪の上の足跡/とだえたセレナード/ビーノの門
(録音:1946〜1953年、モノラル)
ショパンのマズルカと夜想曲を集めた1枚。自らポーランドの血を引いていたネイガウスは20世紀前半のロシア最高のショパン弾きの一人でした。その演奏はショパン作品の本質「zal」(憂いや哀しみを表わすポーランド語)の表現において際立っています。併録のドビュッシー作品もネイガウスが愛してやまなかったレパートリーです。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
ウラジーミル・ソフロニツキー/モーツァルト、シューベルト&リスト
COCQ-84241
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
シューベルト:
楽興の時 D780 作品94より
  第1番/第2番/第3番/第4番/第6番
シューベルト(リスト編曲):水車屋の男と小川
リスト:《巡礼の年》より
 牧歌(第1年「スイス」 第7曲)
 ペトラルカのソネット 第123番(第2年「イタリア」 第6曲)
 婚礼(第2年「イタリア」 第1曲)
 物思いに沈む人(第2年「イタリア」 第2曲)
 サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ(第2年「イタリア」 第3曲)
(録音:1946〜1959年、モノラル)
ロシアの伝説的ピアニスト、ウラジーミル・ソフロニツキー(1901-1961)のスタジオ録音。男性的な堂々たるモーツァルト、当時の録音技術上の問題で惜しくも1曲欠けているシューベルトの「楽興の時」、十八番として評価の高かったシューベルト=リストの歌曲、そして得意のリスト作品を収録。現在に至ってなお多くの演奏家たちに絶大な影響を与え続けているカリスマ的存在の神髄を味わえるアルバムです。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
ウラジーミル・ソフロニツキー/ドイツ古典派&ロマン派の作品
COCQ-84242
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
モーツァルト:幻想曲 ハ長調 K.396
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調 作品28 《田園》
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 作品54
シューマン:クライスレリアーナ 作品16
(録音:1950〜1953年、モノラル)
伝説の巨人ピアニスト、ソフロニツキーによる独墺古典派とロマン派の作品集。ロシアものとショパン作品以外にソフロニツキーが得意としていたシューマンの傑作「クライスレリアーナ」を含むプログラム。ファンタジーと抒情的・哲学的イメージが高次元で統一された恐るべき名演として高い評価を得たアルバムです。併録の3作品もソフロニツキーが生涯にわたり愛奏し続けたレパートリー。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
マリヤ・グリンベルク/シューマン作品集
COCQ-84243
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
子供の情景 作品15
色とりどりの小品 作品99より (第10曲、第1〜8曲、第13曲)
交響的練習曲 作品13
春の夜(リスト編曲)
献呈(リスト編曲)
(録音:1947〜1961年、モノラル)
ロシアが生んだ20世紀を代表する名女流ピアニスト、マリヤ・グリンベルク(1908-1978)。過酷な運命を乗り越えロシア初のベートーヴェン:ソナタ全集を録音したという偉業で知られています。グリンベルクの幅広いレパートリーの中でもベートーヴェンと並んで特に高い評価を得ていたのがこのシューマン。作品に内在する不安、興奮、情熱、歓喜といった要素を明快に表現した演奏で、初リリース以来高い評価を受けているディスクです。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
マリヤ・グリンベルク/ショパン作品集
COCQ-84244
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
ショパン作品集
バラード 第1番 ト短調 作品23/第3番 変イ長調 作品47/第4番 ヘ短調 作品52
マズルカ 嬰ハ短調 作品6の2/ホ長調 作品6の3/変ホ短調 作品6の4/
      変ニ長調 作品30の3/嬰ト短調 作33の1/ト長調 作品50の1/
      ヘ短調 作品63の2/ヘ長調 作品68の3/ト長調 作品67の1/ト短調 作品67の2 
華麗なる変奏曲 作品12
タランテラ 作品43
(録音:1948?〜1960年、モノラル)
ロシアは伝統的に多くのショパン弾きを輩出してきましたが、マリヤ・グリンベルク(1908-1978)も優れたショパン演奏家でした。その演奏の特徴は、厳格さ、清廉潔白さ、柔和さ、快活さ、高邁さと深遠さ、そして素晴らしいリズム感。技巧をことさら凝らさない、人間的な抑揚が感じられる演奏として、ロシアでも高く評価されています。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
アナトリー・ヴェデルニコフ/ハイドン&ベートーヴェン
COCQ-84245
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
ハイドン:
アンダンテと変奏 ヘ短調 Hob.XVII-6*
ピアノ・ソナタ 第49番 変ホ長調 Hob.XVI-49
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 作品2の3
(録音:1965〜1981年、ステレオ/モノラル*)
アナトリー・ヴェデルニコフ(1920-1993)はロシア人演奏家としては珍しく独墺のレパートリーを得意としていましたが、ここではまさに見事なウィーン古典派作品の解釈を聞かせています。素朴でありながら入念に彫り込まれた、男性的なハイドン。芯の通った、高貴な品格を保ったベートーヴェン。ずっしりとした聴き応えのある1枚です。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
アナトリー・ヴェデルニコフ/ドビュッシー《映像》
COCQ-84246
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
前奏曲集 第2巻より
 妖精たちはあでやかな踊り子/ヒースの荒地/月光のふりそそぐテラス/水の精
 交代する3度/花火
映像 第1集/第2集
雨の庭(版画 第3曲)
(録音:1962〜1967年、モノラル)
ヴェデルニコフの幅広いレパートリーの中でも特に高い評価を受けていたのがドビュッシー作品です。前奏曲集第2巻からの6曲、「映像」全2集ほかを収めたこのディスクも、初回リリース時から大きな注目を受けてきました。ギーゼキング、ミケランジェリに匹敵すると賞賛される究極のピアニズムが全開した素晴らしい演奏です。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
アナトリー・ヴェデルニコフ/ベートーヴェン&シューベルト
COCQ-84247 
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
ベートーヴェン
ピアノ三重奏曲 第6番 変ホ長調 作品70の2+
シューベルト
アダージョとロンド ホ長調 D505 & 506*
ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 作品143 D784
  オレグ・カガン(ヴァイオリン)+
  ナターリャ・グートマン(チェロ)+
(録音:1968〜1979年、ステレオ/モノラル*)
ヴェデルニコフの珍しい室内楽。実際のステージでも共演する機会の多かったナターリャ・グートマン(Vc)とその夫君オレグ・カガン(Vn)いう二人の名手と息の合ったアンサンブルを聞かせます。室内楽の醍醐味を存分に味わえる究極の名演です。併録のシューベルトはピアノ・ソロ作品。名作イ短調ソナタでの骨太の解釈が魅力です。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
オレグ・ボシュニアコーヴィチ/ショパン作品集-1(夜想曲集)
COCQ-84248
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
夜想曲 変ロ短調 作品9の1/変ホ長調 作品9の2/嬰へ短調 作品48の2*/
     ヘ長調 作品15の1/嬰ハ短調 作品27の1/変ニ長調 作品27の2*/
     ト短調 作品37の1/変イ長調 作品32の2/ハ短調 作品48の1/
     ロ長調 作品32の1/ホ長調 作品62の2/ホ短調 作品72の1/
     ロ長調 作品62の1
(録音:1966〜1996年、ステレオ/モノラル*)
オレグ・ボシュニアコーヴィチ(1920-2006)はロシア国内では玄人筋から特に高い評価を受けていた名ピアニスト。ゲンリヒ・ネイガウスとコンスタンチン・イグームノフという二人の伝説的名教師に学んだ「最後の巨匠」。ショパンはボシュニアコーヴィチの最も得意としたレパートリーで、13曲を収めたこのノクターン集も、聴けば聴くほど深い味わいの出る逸品です。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
オレグ・ボシュニアコーヴィチ/ショパン作品集-2
COCQ-84249
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
舟歌 嬰ヘ長調 作品60
マズルカ イ短調 作品17の4/変イ長調 作品59の2/嬰ハ短調 作品50の3/
      変ロ短調 作品24の4/嬰ハ短調 作品30の4/イ短調 作品68の2
ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 作品26の1*/第2番 変ホ短調 作品26の2
幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
バラード 第4番 ヘ短調 作品52
(録音:1969〜1987年、ステレオ/モノラル*)
2006 年6月に亡くなったロシアの名ピアニスト、オレグ・ボシュニアコーヴィチによるショパン作品集第2弾。ロシアで「最後のショパン弾き」と賞賛されたその実力を遺憾なく発揮した名盤として、初回発売時から圧倒的評価を得たアルバム。濃密なニュアンスに溢れた見事な演奏で聴き手を唸らせます。ショパン・ファン必聴の1枚。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
オレグ・ボシュニアコーヴィチ/チャイコフスキー《四季》
COCQ-84250
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
《四季》 作品37bis(全曲)
《四季》 作品37bisより*[作曲家ゆかりのピアノによる演奏]
  炉ばたで/謝肉祭/舟歌/秋の歌/トロイカ
瞑想 作品72の5*[作曲家ゆかりのピアノによる演奏]
(録音:1967〜1970年、ステレオ/モノラル*)
チャイコフスキーの《四季》はロシアでは特にイグームノフ・スクールによって愛奏されてきたレパートリーですが、ボシュニアコーヴィチもまた師イグームノフ譲りの確固たる解釈を聞かせます。20世紀後半を代表する《四季》の名演といえるでしょう。余白にはチャイコフスキーゆかりのピアノによる録音も収録。鄙びたピアノの響きが19世紀のサロンへと聴き手を誘います。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
オレグ・ボシュニアコーヴィチ/ドビュッシー、アルベニス&グラナドス
COCQ-84251
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
ドビュッシー:前奏曲集より
デルフィの舞姫たち/野を渡る風/音と香りは夕暮れの大気に漂う/ミンストレル/
雪の上の足跡/沈める寺/ビーノの門
アルベニス:
グラナダ 作品47の1/カディス 作品47の4/タンゴ 作品164の2
アストゥーリアス 作品232の1/コルドバ 作品232の4
グラナドス:
スペイン舞曲 第2番 《オリエンタル》/第5番 《アンダルーサ》/
幽霊のセレナード(《ゴイェスカス》より)/嘆き、またはマハと夜うぐいす(《ゴイェスカス》より)
(録音:1975〜1996年、ステレオ)
ショパン作品と並んでボシュニアコーヴィチが最も得意としたレパートリー、フランス音楽とスペイン音楽。本場の演奏家もなしえないほど豊かなニュアンスをもって呼吸するフレージング、絶妙のリズム感とアーティキュレーション。作品の陰影を細やかに表現し切った演奏として、初リリース時から極めて高い評価を獲得した名盤です。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
スタニスラフ・ネイガウス/ショパン・リサイタル(1971)
COCQ-84252
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
夜想曲 変ニ長調 作品27の2/嬰ヘ長調 作品15の2
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35 《葬送》
バラード 第2番 ヘ長調 作品38/第3番 変イ長調 作品47/第4番 ヘ短調 作品52
(録音:1971年10月9日、ライヴ録音、モノラル)
ゲンリヒ・ネイガウスを父親に持つロシア音楽界きってのサラブレッド、スタニスラフ・ネイガウス(1927-1980)は、その詩情溢れる高貴な演奏スタイルによってロシアの聴衆に熱烈に愛されたピアニスト。父親同様得意としたショパン作品では数々の名演を残していますが、このディスクはソナタ第2番、幻想ポロネーズ、3曲のバラードなどを取り上げた演奏会のライヴ録音。「一期一会」と呼ぶに相応しい入魂の演奏です。

※【russian】【クラシック】

2006年11月22日発売 ロシア・ピアニズム名盤選
スタニスラフ・ネイガウス/シューマン、ドビュッシー&スクリャービン
COCQ-84253
\1,260(税込) http://columbia.jp/russian/
シューマン、ドビュッシー&スクリャービン
シューマン:
色とりどりの小品 作品99より (第1,2,3,5,7,8曲)
クライスレリアーナ 作品16
ドビュッシー:前奏曲集より
雪の上の足跡/とだえたセレナード/西風の見たもの/ヒースの荒地/花火
スクリャービン:
たよりなさ 作品51の1/2つの小品 作品57/2つの詩曲 作品63
ピアノ・ソナタ 第5番 作品53/練習曲 嬰ニ短調 作品8の12
(録音:1979年10月9日ライヴ録音、ステレオ)
S. ネイガウスが父親ゲンリヒを偲んで毎年10月に開催していたモスクワ音楽院大ホールでのリサイタルのライヴ録音。シューマンの傑作「クライスレリアーナ」はゲンリヒも得意としたネイガウス家秘伝のレパートリー。父親の演奏との比較も興味深いところです。ドビュッシー、スクリャービンは共にスタニスラフの代表的なレパートリーであり、豊かな詩情と響きに対する優れた感覚など、このピアニストの美質がもっともよく顕れています。

※【russian】【クラシック】